クローズアップされる「竜の一発神話」 ホームで本塁打出た試合は5戦5勝 ビシエド「運だね」

[ 2021年5月23日 20:12 ]

セ・リーグ   中日4-1巨人 ( 2021年5月23日    バンテリンD )

<中・巨(11)>7回2死二塁、中日・ビシエドはタイムリー二塁打を放つ (撮影・森沢裕)
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 神話は、本拠地で打点を挙げた試合で6戦6勝の根尾だけじゃない。バンテリンドームでチームに本塁打が出た試合は5戦5勝。「本塁打神話」を継続させた中日、ダヤン・ビシエド内野手(32)は「運だね。でも、それはいいことだね」と笑った。

 2回無死、今村の高めに浮いてきた投球を捉え、右翼席に6号ソロ。5月9日広島戦(バンテリンドーム)以来、9試合ぶりの本塁打に「打てる球をしっかりと捉えて良かった」と話した。本塁打を含む、今季初の3安打で交流戦前最後の試合での勝利に貢献した。

 本拠地でのチーム本塁打は25試合で6本。6試合のDeNAが6本を記録しており、長打力不足は数字に表れる。しかし、本塁打が出れば、勝率は10割。5勝のうち3勝に貢献しているビシエドは「いい感じで振れてきている感覚はある。ようやく自分のいい感覚が出てきた。それを続けられるように」と“神話”の継続を力強く誓った。

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2021年5月23日のニュース