ソフトバンク首位で交流戦へ 和田が7回途中1失点でオリックス戦通算30勝

[ 2021年5月23日 17:16 ]

パ・リーグ   ソフトバンク7―2オリックス ( 2021年5月23日    ペイペイD )

<ソ・オ11>お立ち台でポーズする和田(左)と牧原大(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクの和田が6回1/3、4安打1失点で今季3勝目を挙げ、オリックス戦通算30勝目となった。和田の対戦球団別では最多の白星で、16年9月からオリックス戦は6連勝となった。

 「ここ3、4試合ふがいないピッチングが続いていたので、チームが勝てるように全力で投げました。マッチとか川島慶三が声を掛けてくれて、リラックスして投げることができました」

 この日はグローブを赤から黒に変更して臨んだ。お立ち台では「マッチから“和田さん、次は黒でいきましょう”と言われたので替えました。マッチの助言のおかげかなと思います」と松田に最敬礼。松田は4回に左越えソロアーチを放ち、バットでも援護した。

 中10日で休養十分の40歳左腕は、低めをつく丁寧なピッチングでオリックス打線を手玉に取った。初回を打者3人、10球で料理。3回には初めて先頭打者を出したが、福田をスライダーで二ゴロ併殺。4回1死一塁でも、宗をスライダーで二ゴロ併殺に打ち取った。

 7回途中から継投に入り、8回はキューバ代表として東京五輪米大陸予選に出場するため24日に離日するモイネロが登板し、三者凡退。9回はモイネロと森が不在中のクローザーとして期待される岩崎が登板。吉田正にソロを浴びたが、1失点で終えた。

 チームは2連勝で貯金は今季最多タイの7。首位で交流戦に向かうことになった。

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2021年5月23日のニュース