中日・与田監督 痛恨サヨナラ負けにも「こういうこともある」 打線の復調気配には安堵

[ 2021年4月24日 21:07 ]

セ・リーグ   中日3-4ヤクルト ( 2021年4月24日    神宮 )

<ヤ・中>選手交代を告げる中日・与田監督(撮影・村上 大輔)
Photo By スポニチ

 中日は痛恨のサヨナラ負けで連敗を喫した。

 3―2の9回、守護神のR・マルティネスが制球が定まらず2四球を与え、最後は2死一、三塁からオスナに右中間を破られる適時打を許し、サヨナラ負け。昨季は、セーブ機会で“失敗なし”だった守護神が、まさかのセーブ失敗となった。

 与田監督は試合後、「こういうこともある。しょうがない」と第一声。制球を乱した守護神について「今日は珍しくコントロールが上手くいかなかった。力む場面だしね。次に期待するしかない」とサバサバと振り返った。

 それでも投手陣は先発・柳を筆頭に又吉、祖父江も力投。指揮官は先発右腕を「十分なピッチング」と評価し「(7回に)打順が回ってこなければ、いかせてあげたかった」とした。

 一方の打線も木下拓、京田に今季初アーチが飛び出すなど「ちょっとずつ良い形が出てきている」と与田監督。さらに「中々、勝たせられてないが、選手個々の状態は上がって来ている」と復調に安堵した。

 痛いサヨナラ負けで借金は5に逆戻りし「皆で力を合わせて乗り切らないと」と声を振り絞った。

続きを表示

2021年4月24日のニュース