沢村拓一 好救援でメジャー初勝利「守りに入ることなく、攻め続けることができた」

[ 2021年4月24日 12:31 ]

メジャー初勝利を挙げたレッドソックスの沢村(AP)
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 レッドソックスの沢村拓一投手(32)は23日(日本時間24日)、マサチューセッツ州ボストンの本拠地フェンウェイパークで行われたマリナーズ戦でリリーフ登板し、1回1/3を1安打無失点、3奪三振に抑えてメジャー初勝利を挙げた。先発の左腕ペレスが規定の5回を投げきれなかったため、4回途中から好リリーフの沢村に勝ち星がついた。

 メジャーでの最初の9登板中7戦を無失点で抑えてきた沢村の防御率は1.80となっている。

 登板後の一問一答は以下の通り。

 ――初勝利を挙げて、今の心境は
 「チームが連敗していたんで、チームが勝ててよかったです」

 ――4回、難しい場面での登板でもしっかり抑えた
 「クリスチャンのサインに対して、しっかり投げ込むことができたんじゃないかなと思っています」

 ――今の投球の感覚は
 「マイナスなことを考えたりもしますし、準備の段階ではいろいろ考えたりしてしまうこともありますけど、試合になってしまったら、今、自分ができることにフォーカスしていくっていう本当にそのことだけしか考えていないので」

 ――スプリットとスライダーの手応えは
 「やっぱりその日その日で変わってくるので、絶好調で投げられることなんてほとんどないと思いますし、その日その日で、いかにストライクゾーンにどんどん投げ込めるかっていうことだけに自分はフォーカスしています」

 ――シンプルに考えられているのか
 「いろいろ考えますよ、練習の時は。準備の時も、ああじゃない、こうじゃないっていろいろ考えますけど、試合ではとにかくバッターと勝負する。その1点だけです」

 ――リリーフ投手は先発投手ほど勝利は意識しないかもしれないが、メジャーでの1勝はうれしいものか
 「まあうれしいですけど、(今日は)チームが勝っていたんで、そのリードを守らなきゃいけないなと思いました。自分のピッチング自体は守りに入ることなく、攻め続けることができたなと思ってます。明日となってしまえばまた明日の戦いに備えるわけですから、うれしいですけど、今日、(深夜)12時超えるくらいまではその余韻に浸っておいて、12時超えたら明日なんで」

 ――記念のボールは手にしたのか
 「ボールはまだ手元には来てないですけど、メンバー表をAC(コーラ監督)のサイン入りでもらいましたし、シャワールームで、炭酸とか、カートに乗せてもらっていろんなものをかけられました」

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