ドラフト候補の岐阜第一・阪口 2安打&準完投 投打で劇的勝利に貢献

[ 2021年4月24日 19:38 ]

春季高校野球 岐阜県高等学校野球大会 準々決勝   岐阜第一5ー4大垣日大 ( 2021年4月24日    岐阜ファミリーパーク野球場 )

先発し、力投する岐阜第一・阪口
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 今秋ドラフト上位候補の岐阜第一・阪口楽(うた=3年)が、投打でチームの劇的勝利に貢献した。

 勝ったとは言え、表情は厳しかった。「自分の形で(バットを)振れなかったのは反省です」

 1―2の初回1死二塁では空振り三振。3打席目まで無安打で8、10回と単打を放ち、5打数2安打としたが、納得できる打席はなかった。1メートル86、87キロの立派な体格で、高校通算21本塁打を積み上げて来た大砲。長打力を最大限に警戒され、打席によっては勝負を避けられるケースもある。それでも「1打席で1球は相手もミスがあると思う。それをしっかり打てるように」と課題を挙げた。

 投球では2―2の8回に2点を失い、その時点で一時は降板。しかし直後に味方が同点とすると、9回からはマウンドに戻り、以降3イニングを抑えた。計10回2/3を10安打4失点。粘りの投球でチームを勝利に導いた。

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