オリの連勝は4でストップ 敗戦の中で見せたベテラン安達の技 中嶋監督「他の選手も勉強していって」

[ 2021年4月24日 17:40 ]

パ・リーグ   オリックス3ー5日本ハム ( 2021年4月24日    札幌D )

<日・オ>力投及ばず、3敗目を喫したオリックス・山崎福(撮影・高橋茂夫)
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 オリックスは相手を上回る9安打を放ったが、反撃及ばず。序盤の大量失点が響き、連勝は4で止まった。

 先発の山崎福が6回1/3を投げ今季ワースト5失点で3敗目。誤算は3回。先頭・中田の右前打を皮切りに、西川の2ランなど集中6安打5失点。中嶋監督は「中田が7番に入ったところで簡単にいってしまって、あの安打で向こうの雰囲気が変わりましたよね。ちょっと軽すぎたような気がします。“勝負のあや”みたいなところで一番乗せたら(いけない選手)というところを、しっかり取れていれば、また違った展開になっていたと思います」と修正を促した。

 連勝は止まっても、反撃機運はあった。6回の吉田正の5号ソロ、9回には代打・中川圭が1号ソロで2点差に詰め寄った。特に、4回には安達が6球連続ファウルで粘るなど、上沢の13球目ツーシームを右中間二塁打し好機を演出。その後1死三塁で、杉本の投手のグラブをはじく適時内野安打で1点を返す場面もあった。

 指揮官は「安達の素晴らしさですよね。ああいうのを見て、どうやって他の選手が勉強していくか。“ああいう技術を持たないといけないんだ、ああいう気持ちでいかないといけないんだ”と。そういうのを、みんなが勉強していってほしい」と指摘。「みんな諦めていなかったですし、次に次に、というのは非常に出ている。明日また、やっていきたいです」と切り替えた。

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2021年4月24日のニュース