阪神・伊藤将の「落ち着き」が頼もしい 5回1失点で2勝目の権利ゲット 併殺打3つの投球術鮮やか

[ 2021年4月24日 15:48 ]

セ・リーグ 阪神ーDeNA ( 2021年4月24日    甲子園 )

<神・D>2回、大山(右)とグータッチをかわす阪神・伊藤将(撮影・北條 貴史)
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 今季3試合目の先発となったドラフト2位左腕・伊藤将が、5回を1失点に抑え、2勝目の権利を手にした。

 7日の巨人戦(甲子園)で巨人戦初登板初先発でプロ初勝利という球団史上初の快挙を達成した左腕は、初回3者凡退で立ち上がると、味方の援護を受けて、緩急をつけて打たせて取る投球を展開。3回1死三塁から桜井の左適時打で1点を失ったが、2回無死一塁、4回無死一塁、5回1死一塁と前半で3度の併殺打をマークするなど、落ち着いたマウンドさばきを披露した。3連敗中のチームにとって、頼もしいルーキーの投球だった。

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2021年4月24日のニュース