阪神・ロハス アマチュア相手でも実戦調整志願 岩田稔相手に右打席も披露

[ 2021年4月24日 05:30 ]

鳴尾浜で守備練習する阪神・ロハス
Photo By 代表撮影

 早期1軍合流へ、超速調整だ。阪神の新外国人、メル・ロハス・ジュニア外野手(30)が、24日のHonda鈴鹿とのプロアマ交流戦(鳴尾浜)にも出場し、調整を進めることが決まった。

 「すごく体の調子はいいし、きょうも動いてみて体の状態とかも自分が思っているより仕上がっていて。状態的にはすごくいい」

 21日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦で実戦デビューし、右中間へ2点二塁打。22日の同戦では左翼守備もこなすなど調整は順調だ。平田2軍監督は22日の試合後、24日の出場可否について「明日練習してみて。本人は出たがっている」と話していたが、23日、出場を決めた。少しでも早く万全の状態に仕上げるべく、実戦経験を積み重ねる。

 そのR砲はこの日、鳴尾浜で全体練習に参加しフリー打撃で1軍経験豊富な左腕・岩田稔と対戦。過去2戦5打席はいずれも右腕相手だったため、初めて実戦形式で右打席に立った。右中間へ強烈なライナーを放つなど6打席で安打性2本。「岩田投手もいろんな球種を投げてくれて、そういう意味でもいいボールをたくさん見ることができた。いい当たりもあったしたくさんボールを見ることができてすごくよかった」と、うなずいた。

 社会人相手の実戦でもテーマは明確。「ボールをたくさん見ること。できればいい当たりも少しは出したい」。フルスロットルの状態が見られるのも、そう遠くはなさそうだ。(阪井 日向)

続きを表示

この記事のフォト

2021年4月24日のニュース