阪神・木浪を忘れちゃいけない 13試合ぶりの先発で初回に走者一掃の適時二塁打

[ 2021年4月24日 14:45 ]

セ・リーグ   阪神ーDeNA ( 2021年4月24日    甲子園 )

<神・D>初回1死満塁、阪神・木浪は右越えに3点適時二塁打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 3連敗中で、この日負ければ巨人の結果次第で2位転落の可能性がある阪神が初回からDeNA・上茶谷を相手に猛攻劇だ。

 先頭近本が右翼線への二塁打を放ち、1死三塁からマルテが前進守備の内野の頭を越える左前適時打で先制。さらに大山、サンズの連打で満塁として、ドラフト1位・佐藤輝が一、二塁間を破る2点適時打を放った。

 勢い止まらず続く梅野は犠打野選で一死満塁。13試合ぶりにスタメンの木浪が初球を右翼線に運び、走者一掃の3点適時二塁打とした。

 「ここ最近ずっと悔しい思いをしていましたし、いつ出番が来てもいい準備はできていました。1打席目からチャンスの場面でしたし、初球から思い切って打ちにいくと決めていた結果が最高の形になりました」

 木浪の声がはずむ。初回から打者一巡の猛攻で6得点。先発のルーキー伊藤将を強力援護した。

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2021年4月24日のニュース