銀次、星野さんへ感謝 ナゴヤでの“1001本目”達成には「まあ“せんいち”だけにね…」

[ 2019年6月9日 18:11 ]

交流戦   楽天5-2中日 ( 2019年6月9日    ナゴヤD )

プロ通算1000本安打を達成した銀次は、記念ボードを高々と掲げる(撮影・椎名 航)
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 5回、マウンドには中日先発の清水。1死満塁のチャンスで打席に立った銀次が1ボールからの2球目を捉えると、打球はライト前へ。貴重な追加点となる適時打となり、NPB史上299人目となる通算1000本安打を達成した。

 打席を振り返り「必死にランナーを返すように、積極的に打ちに行こうと思ってました」と語る銀次。「打った瞬間、コースが良かったんで抜けると思いました」と、納得の表情を見せた。

 1000本安打を達成し「ホッとしてるのと…これはまだ“通過点”ということで、頑張っていきたいと思います」と、さらなる目標に向かっていくことをファンに誓った。

 今回の偉業を誰に伝えたいか、と問われると「自分を昔から使ってくれた…(楽天・元監督)星野仙一さんに感謝してます!」と、中日ファンも大勢残る敵地・ナゴヤドームで高らかに答える銀次。敵味方を問わず、観衆から拍手が沸き起こった。

 続けて銀次は、第4打席にヒットを打ったことも踏まえて「そこから1001本目のヒットが出たので、まあ“せんいち”だけにね、スゴく嬉しいです」とコメント。星野さんゆかりの地といえる中日の本拠地での“1001本目”達成にご満悦だった。

 今後の具体的な目標については「あと999本打てるように、日々努力して頑張っていきます」と、ヒット職人らしく、2000本安打に向かっていくことを宣言していた。

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2019年6月9日のニュース