横浜隼人・佐藤一 横浜の及川に負けん!!1メートル88大型左腕“切れ”勝負だ

[ 2019年6月9日 05:30 ]

全国高校野球選手権神奈川大会組み合わせ抽選

横浜隼人の佐藤一磨
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 第101回全国高校野球選手権(8月6日から16日間、甲子園)の地方大会は8日、全国のトップを切って神奈川大会(7月7日開幕)の組み合わせ抽選が行われた。優勝候補の東海大相模とノーシードの慶応が勝ち上がれば4回戦で対戦するなど激戦は必至。プロ注目の大型左腕、横浜隼人の佐藤一磨投手(3年)はノーシードからの進撃を誓った。

 神奈川のプロ注目左腕は、横浜の及川(およかわ)だけじゃない。横浜隼人の佐藤一は最速143キロを誇る1メートル88の大型左腕だ。初戦は7月14日に荏田―大磯の勝者と対戦することが決まり「相手というより、自分たちの野球をする」と集中力を高めている。

 神奈川出身。大和シニアを経て高校入学時には既に1メートル86もあった。その時から言われ続けたのが、同学年の及川の存在で「意識してきた」という。及川は最速153キロと10キロの差があるが「(球の)質では負けない」と自信を見せる。

 プロの投手の平均に匹敵する2300回転(1分間の回転数)を誇る切れのいい直球で、激戦区を勝ち抜くつもりだ。09年以来10年ぶりの甲子園へ「負けない投手になって絶対甲子園に行く」と力を込めた。(松井 いつき)

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2019年6月9日のニュース