巨人・内海 241日ぶり今季初勝利に「これが最後という気持ちだった」

[ 2016年6月1日 21:40 ]

<オ・巨>5回2死一、三塁、ピンチを切り抜けガッツポーズの内海
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交流戦 巨人1―0オリックス

(6月1日 京セラD)
 投打の柱が帰ってきた。前日、今季初出場で決勝の逆転2ランを放った阿部に続き、巨人・内海が6回を3安打無失点で今季初勝利を挙げた。

 「うれしいです。これが最後という気持ちでマウンドに上がった。粘り強く1球1球を投げられた。気持ちいいもんですね」と声援を送る三塁側スタンドの巨人ファンに向かって両手を突き上げた。

 緩急を生かし、丁寧に低めを突いた。1―0の5回、安打に味方の失策が絡んで1死一、三塁のピンチを迎えたが、小島を空振りの三振、安達を二飛に打ち取り、無失点で切り抜けた。ここまで今季2戦2敗と結果が出ていなかったが、昨年10月4日のヤクルト戦(東京D)以来、241日ぶりに白星を手にした。

 「なかなか(1勝が)できないと思ったが、諦めないでよかった。ここまで申し訳なかったが、これからどんどん勝ちたい」。チームは貯金1で2位に浮上。11、12年の最多勝左腕は、まだまだ投げ続ける。

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