PL先輩・清水哲氏「信じているから」 桑田氏「克服して」

[ 2016年6月1日 05:30 ]

(左から)清原被告、清水哲さん、桑田真澄氏

清原和博被告判決公判

(5月31日 東京地裁)
 母校・PL学園の1学年先輩である清水哲さん(50)は「とにかく、二度と同じことを繰り返さないでしっかり更生してほしい。それだけです」と強い口調で語った。

 かつて、ともに甲子園で戦った仲間。立ち直るためには周囲のサポートが不可欠とされるが、現時点で具体的な動きはないという。「清原が、どれだけ真剣に更生したいのか。その姿さえ見えれば、僕らは協力は惜しまない」と清水さん。清原被告本人が強い覚悟で自身と向き合い、その姿勢を見せることがサポートの条件とした。その上で「あいつの輝ける場所は野球界しかない」とし、判決後の清原被告へのメッセージとして「信じてるから」との言葉を選んだ。

 清水さんは同大1年時のプレー中に頸椎(けいつい)を骨折。車椅子生活を送る中、清原被告や桑田真澄氏らから支援を受けていた。

 ▼桑田真澄氏(野球評論家。PL学園、巨人でチームメート)一緒に戦った仲間であり、かけがえのない友人です。今後はこれまで以上に大変なこともあると思いますが、野球人としてさまざまな困難に立ち向かってきた彼だからこそ、今回のことも克服してほしいと思っています。しっかりとリハビリに専念した上で、また野球界に元気な姿を見せてほしいです。

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2016年6月1日のニュース