西武 渡辺SD“神の手”に託す 6球団競合2度制した強運

[ 2015年10月17日 05:30 ]

西武の渡辺SD

 西武は22日のドラフト会議で1位指名が競合した場合、渡辺久信球団本部シニアディレクター(SD)に抽選役を任せることを決めた。鈴木葉留彦球団本部長は「担当のスカウトが1年間一生懸命やってきた。(競合しそうだから)回避ということは避けたい」と話し、シミュレーションを進めている。

 渡辺SDは、09年に菊池(花巻東)、翌10年に大石(早大)をいずれも6球団競合の末、引き当てて「ゴッドハンド」と称されるほどの強運の持ち主だ。同SDは「自分はクジ運が強い方じゃない」と謙遜するが、指名されれば受けざるを得ない。球団は13日の編成会議で、1位候補を富士大・多和田、駒大・今永、大商大・岡田ら約15人に絞り込んでいる。

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2015年10月17日のニュース