「辞めないで」「ショック」…原監督辞意にファン悲鳴

[ 2015年10月17日 23:12 ]

 「辞めないで」「ショック」。プロ野球巨人の原辰徳監督(57)が辞意を表明したことに、ファンからは悲鳴と惜しむ声が上がった。

 17日、神宮球場でヤクルト戦を観戦した大学3年井上敬介さん(21)は今年、100試合以上を球場で応援した熱烈な巨人ファン。「実績を見てもこれ以上の監督はいない。今年は打線が振るわなかったが、ここまでこられたのは監督の手腕によるところが大きいのに」と惜しんだ。

 横浜市のマンション管理人青木実さん(63)は「よくやってくれたが在任期間が長くなったし、そろそろ新しい風を入れないといけない。仕方がない」とぽつり。17日の試合観戦後、ファン同士で次期監督について議論していたといい「江川卓さんになってもらい、投手陣を立て直して、守って勝てる野球を目指してほしい」と期待した。

 東京ドーム近くの巨人ファンが集まるスポーツバー「グラマラスオレンジ」(東京都千代田区)の店長横田豪さん(36)はインターネットで知り「ある程度予想はしていたが、できれば続けてほしい。ショックです」。店内のファンからは17日夜、驚きの声が上がったという。

 巨人関係者らがキャンプの際に訪れるという那覇市のすし店「兄弟」でも、客らが「今夜はやけ酒だ」と肩を落とした。店主の男性は「辞めるといううわさはあったが、やっぱり。野球賭博問題も影響したのでは」と残念がり、「ファンを大事にする監督。本当に辞めるなら、『長い間ご苦労さまでした』と言いたい」とねぎらった。

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2015年10月17日のニュース