９回無死一、二塁も…バーネットＣＳ初Ｓ「自分におめでとうと」

＜ヤ・巨＞最後を締めたバーネット

セ・リーグＣＳファイナルＳ第３戦 ヤクルト２－０巨人

（10月16日 神宮）
　ヤクルト・真中監督が全幅の信頼を置く救援陣も無失点リレーを展開した。２点を先制した直後の７回に登板した２番手の秋吉が３者凡退に仕留めて確かな流れをつくる。８回無死一塁からは変則左腕の久古が立岡を二ゴロに打ち取り、オンドルセク、バーネットへとつないだ。

　バーネットは９回無死一、二塁のピンチを背負ったが、長野を遊ゴロ併殺に仕留め、代打・高橋由を空振り三振。ＣＳ初セーブに「自分におめでとうと言いたい。できればあした勝ってＣＳ突破を決めたい」と笑顔で語った。試合終了直後には秋吉の背中にロジンバッグを投げるいたずらも。秋吉は「先発がゼロに抑えているおかげ。救援陣も抑えないといけない。投手陣全体で助け合えている」と相乗効果を口にした。