盛田幸妃さんの死を悼む声続々…斎藤隆氏「あまりにも若すぎます」

[ 2015年10月17日 07:55 ]

99年10月、脳腫瘍の摘出手術を経て421日ぶりに1軍マウンドに上がった盛田幸妃さん

 大洋・横浜(現DeNA)、近鉄の救援投手として活躍した盛田幸妃(もりた・こうき)氏が16日午前に東京都内で死去した。45歳だった。葬儀・告別式は未定。近鉄移籍1年目の98年に脳腫瘍を発症。大手術を経てマウンドに戻り、01年のリーグ優勝に貢献してカムバック賞を受賞する「奇跡」の復活を遂げた。現役引退後、36歳の時に脳腫瘍が再発。今年に入ってからはがんが全身に転移して自宅療養を続けていたという。元同僚らからは悲しみの声が相次いだ。

 ▼元楽天・斎藤隆氏(横浜でともにプレー)彼とは同い年ですが、よき友であり、よきライバルでした。あのえぐるようなシュートは今でも鮮明に覚えていますし、投手として能力が高く、何よりもマウンド度胸が凄かった。彼がブルペンを支えてくれて、たくさんのものを残してくれたからこそ98年の横浜日本一があったと思います。あまりにも若すぎます。心よりお悔やみ申し上げます。

 ▼DeNA・三浦 びっくりしている。昨年会ったときは普通に会話していたので…。普段は凄く優しいけど、マウンドに立つとシュートで内角をグイグイ攻める。勉強になったし、よく面倒も見てもらった。残念でならないです。

 ▼ソフトバンク・佐藤チーフ投手コーチ(函館大有斗の先輩)最後に会ったのは(14年までコーチを務めた)楽天のキャンプだった。それほど話はしなかったけれど。まだ45歳だったのにね。

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