快進撃のカブス 映画が現実味を帯び出演俳優「始球式で投げたい」

[ 2015年10月17日 09:23 ]

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」でブラウン博士を演じるクリストファー・ロイド(右)

 映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズで“ドク”ことエメット・ブラウン博士を演じた俳優のクリストファー・ロイド(76)が14日、カブスがワールドシリーズに進出した際には、始球式を務めたいと語った。

 1907、08年の連覇以降、100年以上もワールドシリーズ優勝から遠ざかるカブスは同シリーズ進出さえ、1945年を最後に果たせていない。しかし、今季はワイルドカードからリーグ優勝決定シリーズまで駒を進め、シカゴ市民はこのまま107年ぶりの歓喜をと胸を高鳴らせている。

 このカブスの快進撃に拍車をかけているのが、1989年に公開された「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」の存在。映画の中ではマイケル・J・フォックス演じる主人公マーティ・マクフライが、1985年から2015年10月21日へとタイムスリップ。そこで「カブスがワールドシリーズに優勝」という一報を知ることになるが、これが現実味を帯びてきているからだ。

 その中、ロイドは米メディアのインタビューで「数日前に話を聞かされるまで、カブスの件はまったく頭にはなかったよ」としながらも、もし映画のシナリオ通りにカブスがワールドシリーズに出場すれば、始球式を務めたいかの問いに「そうなるだろうね。いずれ分かることだけれど、投げさせてもらいたいものだよ」と意欲を見せていた。

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