杉浦 CS初登板で5回2失点、勝ち投手の権利持ってマウンド譲る

[ 2015年10月17日 19:46 ]

<ヤ・巨>力投する杉浦
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セ・リーグCSファイナルS第4戦 ヤクルト―巨人

(10月17日 神宮)
 日本シリーズ進出に王手を掛けているヤクルトの先発・杉浦が5回、83球を投げ6安打2失点で、勝ち投手の権利を持って交代した。

 レギュラーシーズンは右肩や右肘の違和感など故障に泣き、わずか1勝に終わった2年目右腕が、CSで初登板。

 初回は三者凡退と上々の立ち上がり。味方の援護をもらった後の2回には1死一、三塁、3回にも1死満塁のピンチもしのいだが、5回に堂上、立岡の連打で2死二、三塁とされ、阿部に中前タイムリーを打たれ1点差に迫られた。

 その裏、先頭で回ってきた打席で代打を送られ、あとはベンチで試合を見守った。

 杉浦は「先のことを考えず、1人1人の積み重ねと思って、目の前の打者に集中した」と語りつつも「ランナーを出しながらも粘ることができていただけに、5回も0点で粘り切りたかったです」と反省していた。

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