山田“きりたんぽ効果”でサヨナラ四球!最下位脱出へ0・5差

[ 2013年8月10日 22:14 ]

<ヤ・D>延長11回1死満塁押し出しの四球を選びベンチへ手を挙げる山田

セ・リーグ ヤクルト3―2DeNA

(8月10日 秋田)
 一度は追いつかれたヤクルトだったが、DeNA投手陣の乱れに乗じてサヨナラで競り勝った。延長11回、四球、犠打、四球、四球で1死満塁の好機を得ると打席に立った8番山田は「1球目からフルスイングで行こう」と気合十分。しかし、ボールを見極めてフルカウントから、きっちり押し出し四球を選んでみせた。

 ヒーローインタビューでは照れくさそうに「最高の気分」と笑みを見せた。「良く選びましたね」の質問には「何て答えたらいいか分からない」と絶妙の受け答え、さらには「きのう秋田名物のきりたんぽを食べたのでヒーローになれました。野球少年もご飯食べてプロを目指して」と大サービスだった。

 これで5位DeNAとは0・5差、山田は「4連勝で勢いが出てきた。あしたも勝つ気で頑張る」と最下位脱出に意気込みを見せた。

続きを表示

2013年8月10日のニュース