小川あと１人で１３勝ならず　同点被弾に「一球の怖さ知った」

９回、完封勝利目前でＤｅＮＡ・ブランコ（奥）に同点２ランを浴びたヤクルト・小川

セ・リーグ ヤクルト３―２ＤｅＮＡ

（8月10日 秋田）
　ヤクルトのルーキー小川は１３勝目まであと１人としながら、白星を逃した。９回２死一塁でブランコに初球を左越えに運ばれ「一球の怖さをあらためて知った。ボール球にする気があれば、もっと遠く（外角）にいっていたと思う」と悔やんだ。

　本調子ではなく、毎回のように走者を出しながら八回までは３併殺などで要所を締めた。自身に勝ち星は付かなかったが粘りの投球で試合をつくり「チームが勝てたことはすごく大きい」と喜んだ。

　▼石山（２試合連続の白星を地元秋田で挙げ）「チームが勝てたのが一番。もっとしっかりした投球を見せたい」