古葉監督、仁志氏らが受講 プロ側の第2回学生資格回復研修

[ 2013年8月10日 19:00 ]

プロ側の学生資格回復研修で講義を受ける(手前右から)元オリックス監督の石毛宏典氏、東京国際大の古葉竹識監督ら=10日、東京都世田谷区の日本体育大

 プロ野球経験者が高校や大学で野球を教える資格を回復するために新設された研修制度のプロ側の第2回研修会が10日、東京都内で行われ、広島などで監督を務めた東京国際大の古葉竹識監督、巨人などで活躍した仁志敏久氏、元オリックス監督の石毛宏典氏ら46人が参加した。

 過去にプロアマの交流が断絶した経緯や新人選手獲得に関するルール、体についての医学的な知識など約5時間の講習を受けた。古葉監督は「いい勉強をさせてもらった。プロとアマにつながりができてこんなにうれしいことはない」と喜んだ。仁志氏は「技術を広めるのは使命。まだ知識が足りないし、どこに行っても教えられる立場でありたい」と意欲を示し、石毛氏も「プロの経験は財産だし、アマに伝える機会がいただければうれしい」と話した。

 学生野球側が12月から開催を予定している2日間の研修と適性審査を経て資格回復が認められる。プロ側の研修会は11月にも予定されている。

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2013年8月10日のニュース