阪神 鳥谷∨打で延長12回制す!自力優勝の可能性復活なるか?

[ 2013年8月10日 18:55 ]

<中・神>12回表1死三塁、鳥谷は勝ち越しとなる中前適時打を放つ

セ・リーグ 阪神6―5中日

(8月10日 ナゴヤD)
 序盤から点の取り合いになった一戦は、阪神が延長戦を制した。巨人がナイターの広島戦(マツダ)に敗れれば、自力優勝の可能性が復活する。

 3―3同点の延長12回1死三塁。阪神・鳥谷が2ボール1ストライクからの4球目、中日・高橋聡の149キロの真ん中ストレートを叩き、前進守備の二遊間を抜ける中前打。勝ち越しに成功した。

 さらに2死一、二塁から、坂が143キロの真ん中ストレートをすくい上げ、中越え2点適時二塁打。この回3点を加えた。最後は福原が1点差に迫られ、ヒヤヒヤで逃げ切った。

 阪神は初回、鳥谷の右翼線適時二塁打、新井貴の左前適時打で先発・カブレラから2点を先制。2回には大和の三塁適時内野安打で加点した。

 しかし先発・能見がピリッとしない。初回、和田に中前適時打、2回には大島に中犠飛を許す。4回、自らの暴投で3―3の同点に追いつかれた。5回以降は立ち直り、8回3失点にまとめた。

 中日はカブレラが3回以降立ち直り、マドリガル、岡田、浅尾、岩瀬と無失点リレーでつないだが、最後に1イニング2捕逸のミスが出て、高橋聡が踏ん張れなかった。

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2013年8月10日のニュース