高木監督 首位打者ルナ外しで連敗脱出「ブレーキになっていた」

[ 2013年8月10日 06:00 ]

<中・神>3回、和田(左)は中越え14号ソロを放ち、大野らに迎えられる

セ・リーグ 中日4-2阪神

(8月9日 ナゴヤD)
 中日は大胆な「ルナ外し」が的中した。左膝痛から復帰後、18打数4安打と不振のリーディングヒッターをスタメンから外し、4番に和田を起用。

 そのベテランが2―2の3回2死、スタンリッジの直球をバックスクリーン左にたたき込む決勝の14号ソロを放ち、チームの連敗を3で止めた。

 「もう負けられんからオーダーはコーチ陣が決めてくれと言ったんや。オレが考えると良くないで。(ルナは)守備でも前半のシャープさがないしヤクルトの3つはブレーキになっていたでね」

 高木監督が内幕を明かした。前夜から一変した2番から5番までが、初回に4連打して2点を先制。最後は前日に打たれた浅尾、岩瀬で締めた。8月8日の「守道デー」で惨敗した前夜のショックを振り払う快勝に「きのうは本当に悔しかったから」と指揮官の表情にも少し明るさが戻った。

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2013年8月10日のニュース