ロッテ、投手陣踏ん張れず…自力V消滅

[ 2010年9月10日 22:45 ]

 【ロッテ8―12西武】残り15試合で、首位との差は4ゲームに広がった。ロッテは西武との直接対決の初戦を落とし、自力優勝の可能性が消滅。5年ぶりのリーグ制覇が遠のいた。

 0―1の四回に5点を奪い、逆転。だが、先発の成瀬が踏ん張れない。五回に1点を失い、六回には2者連続本塁打を浴びて同点とされ、降板。先頭打者の打ち取った当たりが内野安打となり、そこからつけ込まれた。左腕は「結果論ですから。打たれたら一緒です」と口数少なく引き揚げた。
 成瀬が降板後は勝ちパターンの継投も、西武の勢いを止められない。7―5と勝ち越した直後の七回に薮田、小野と痛打され、4失点。西村監督は「ベンチの一番の長である僕の責任」と言うしかなかった。
 弱点の投手陣のもろさが顕著に出る敗戦で3連敗。背後からオリックス、日本ハムが一気に迫ってきた。

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2010年9月10日のニュース