小笠原サヨナラ弾!巨人“崖っぷち”で踏みとどまる

[ 2010年9月10日 18:05 ]

サヨナラ本塁打を放ち、クルーン(42)に祝福される巨人・小笠原

 プロ野球、巨人―広島21回戦は10日、ハードオフエコスタジアム新潟で行われ、巨人が延長10回5―4でサヨナラ勝ちし、優勝戦線に踏みとどまった。4―4の10回、先頭の小笠原が右越えに31号ソロを放った。

 前日は横浜に敗れ、首位阪神とのガーム差が3となった巨人。この日、広島に敗れ、阪神がヤクルトに勝つと、阪神にマジックが点灯する“崖っぷち”にだけに絶対に負けられない一戦だった。
 巨人・藤井、広島・スタルツの先発で始まった試合。巨人は2回1死一、三塁から矢野の右前適時打で1点を先制。直後の広島は1死三塁からヒューバーの左前適時打で同点に追いついたが、巨人もその裏2死満塁からエドガーの右前適時打で2点を勝ち越した。
 巨人は6回、阿部が右越えに39号ソロを放ち、1点を追加。4―1とリードを広げたが、広島は8回1死一塁から広瀬の12号2ランで1点差に詰め寄ると、9回2死満塁から嶋の中前適時打で同点に。二走・ヒューバーは本塁で憤死し、逆転はならなかった。

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2010年9月10日のニュース