「音楽うるさい」と後輩殴る…四日市大野球部員らを処分へ

[ 2010年9月10日 10:52 ]

 三重県四日市市の四日市大学野球部の2年生部員2人が今年7月、1年生部員(19)の顔を殴り、目に2カ月のけがを負わせていたことが10日、分かった。同大は2年生2人と監督の処分を検討している。

 四日市大によると、2年生2人は7月10日昼、大学近くの同じアパートに住む1年生に対し、9日深夜に部屋から漏れる音楽の音量が大きかったなどとして注意。1年生が「鳴らしていない」と反論、言い合いになり、殴ったという。

 野球部は7月初め、練習や生活の態度に問題があるとして、この1年生を1週間の謹慎にしたが、改善されなかったとして、さらに期間を延長していた。1年生の家族は既に、大学へ退学届を提出している。

 野球部の木下隆司監督は「けがを負わせてしまったことは非常に申し訳ない」と話した。

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2010年9月10日のニュース