中日、負けに等しい結果…落合監督「あそこは絶対に…」

[ 2010年9月10日 00:12 ]

 【中日2―2】中日は継投で逃げ切る必勝パターンが崩れ、首位浮上のチャンスを逃した。阪神より残り試合が7試合少ないことを考えれば、負けに等しい結果だ。

 2―1の七回途中に先発ネルソンから高橋へとつなぎ、八回途中に浅尾へスイッチ。だが、九回2死から岩瀬が藤川俊に右中間へ三塁打され、代打桧山に同点打を許した。
 延長の3回だけで5残塁と拙攻は相変わらずだったが、5番手以降の3投手が踏ん張り、サヨナラ負けという最悪の結果は免れた。落合監督も「あそこで逃げ切れなかったんだから、引き分けに持ち込めたならいい」と納得の表情だ。
 確かに12イニングで2失点の7投手を責めるのは酷だ。指揮官が問題にしたのも藤川俊の当たりを三塁打にした守りで「あそこは絶対に頭を越されちゃいけない。それが徹底できていなかったということ」と敗因を挙げた。

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2010年9月10日のニュース