2球でジ・エンド…横山「何もしないうちに終わった」

[ 2010年9月10日 22:43 ]

 【広島4―5巨人】広島の横山は打たれた瞬間に天を仰いだ。同点の延長十回から登板。先頭の小笠原への2球目だった。完ぺきにとらえられた打球は右翼席へ消え、右腕は「何もしないうちに終わってしまった」と悔やんだ。

 最後はあっけない幕切れだったが、打線は奮起した。チームトップの14本塁打を記録している岩本が発熱で欠場し、栗原も先発を外れる苦しい状況ながら、八回に広瀬の2ランで1点差に迫り、九回には嶋の中前打で同点に。ただ、野村監督は「いい粘りだったけれど…。納得はしていない」と言葉少なだった。

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2010年9月10日のニュース