愛甲に助けられた工藤…球宴で左翼経験

[ 2010年9月10日 09:32 ]

野手いない!外野に投手…阪神、総力戦で首位死守

 <投手の野手出場>
 ▼球宴 91年7月24日の球宴第2戦(広島市民)で、3―3で迎えた延長12回、既に野手を使い切っていたパは2死一塁から打者の秋山が顔面に自打球を当て負傷退場。第1戦に先発した野茂がカウント2―2から代打に立ち、見逃し三振。裏には工藤が左翼守備に就いた。2死から左中間へ上がった飛球は中堅の愛甲が処理し、12回引き分けで終わった。

 ▼大リーグ 今年8月24日のフィリーズ―アストロズ戦(フィラデルフィア)の延長14回、フ軍のハワードが球審に暴言を吐き退場。野手を使い切っていたため、延長15回の守備から左翼手イバネスを一塁へ移し、投手のオズワルトを4番・左翼で起用した。2―4の延長16回には2死一、二塁で三ゴロ。最後の打者となった。投手が守備位置に就くのは、球団では71年8月以来39年ぶり。

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2010年9月10日のニュース