4日は内海、5日は東野が先発

[ 2010年8月3日 06:00 ]

室内練習場でハチと格闘する内海

 真夏の首位決戦の2戦目となる4日は内海、5日は東野が巨人の先発だ。

 7月は先発投手陣が総崩れで、内海は最近4戦、東野も3戦白星なしと苦しんだ。それでも前カードの広島戦3連戦(マツダ)では、オビスポと福田の両先発投手が勝ち投手に。ローテーションの軸となる2人への期待は大きいが、内海は「大事な試合なので失投を少なくしたい」、東野も「主軸打者に注意したい」と言葉に力を込めた。

 ≪坂本「集中」脇谷は平常心≫巨人の坂本は、阪神3連戦に向けて「大事な試合になるでしょうね」と気合十分。前カードの広島3連戦では5打点を稼いだが「一球一球に集中したい」と意気込んだ。加えて打線でカギを握るのは、恐怖の8番として後半戦6試合で23打数11安打、打率・478の脇谷。現在、63年の王に並ぶ球団タイ記録の12試合連続得点中。下位打線からのチャンスメークが期待されるが「自分は自分のプレーをするだけ」と平常心で臨むことを強調した。

 ≪朝井 広島3連戦で先発へ≫楽天からトレードで巨人に加入した朝井が、6日からの広島3連戦(東京ドーム)で先発する可能性が出てきた。朝井は移籍後初の実戦となった1日のイースタン・日本ハム戦(ジャイアンツ球場)で6回2安打無失点の好投。この日先発要員の藤井が2軍落ちとなったため、ローテーションの谷間となる6日に先発チャンスが与えられる可能性もある。原監督は「2軍でいい投球をしたみたいだね」と高い評価を与えた。

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2010年8月3日のニュース