野球の五輪復帰へ協力要請 ソフトボールと近くトップ会談へ

[ 2010年8月3日 20:11 ]

 国際野球連盟(IBAF)のフラッカリ会長は3日、東京都内の日本オリンピック委員会(JOC)を訪れ、2020年夏季五輪での競技復帰に向けて協力を要請した。野球とソフトボールを同一競技の男女として復帰を目指す統合案については国際ソフトボール連盟(ISF)のポーター会長と近く会談する意向も明らかにした。

 IBAFは統合案で「ダイヤモンドスポーツ」(仮称)の競技名称を検討中。フラッカリ会長は「IOC委員から既に多くの支持がある。2競技で手を組み、強くなれる絶好の機会」と強調した。一方、ISFとの協調路線は不透明で「ポーター会長の意向が正式につかめていない。来月にも話し合う」と述べた。
 JOCの竹田恒和会長は「野球は日本で最もポピュラーなスポーツ。ソフトとの統合案は両連盟で解決してもらうしかないが、五輪競技に戻れるようできる限り協力したい」と見解を示した。

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2010年8月3日のニュース