村中８勝目！視界に２けた勝利

５回を終え、相川（右）とタッチを交わすヤクルト先発の村中

　【ヤクルト３－２中日】ヤクルト・村中の視界に、２けた勝利が見えてきた。３四球と制球が定まらず、暴投で先制を許した一回は自分でも「どうなることかと思った」という。だが、「曲がりすぎた」という変化球に注意を払いながら立て直し、七回途中まで２失点。粘って８勝目を手にした。

　「ひやひやさせてすいません。走者を出しても点を取られなければいいと思ってたので」とずぶとく舌を出した。荒木投手コーチは「試合の中で修正できた。以前とは全然違う」とたくましくなった左腕に目を細めた。