中田 社会貢献活動でもダルを見本に

[ 2010年8月3日 06:00 ]

旭川市内の福祉施設を訪問し、キャッチボールする中田

 日本ハム・中田が2日、北海道旭川市内にある重症心身障害者施設を訪問。入園者や近隣の子供たちと交流し、将来は社会貢献活動を行いたいと宣言した。

 「こうやっていろんな人と触れ合うことが好きだし、ダルさんのように凄い選手になって、そういう人になりたいと思う」。ダルビッシュは故郷の大阪・羽曳野で「子ども福祉基金」を設立し、口蹄疫問題で苦しんでいる宮崎の畜産農家を支援するなど熱心な社会活動を行っている。そんな兄貴分を目標に「足長おじさん」になる。現段階では具体的なプランはないが、子供や支援を必要とする人の役に立ちたい気持ちは強い。そのためにも本塁打を量産し、球界を代表する打者とならなければならない。

 3日のソフトバンク戦(旭川)から一塁でも併用される可能性が出てきた。高橋が体調不良で出場登録を抹消されたための措置だが、それだけ出場機会も増える。春季キャンプから外野手に専念してきた中田は「どこをやれと言われてもいいように練習するだけ」と力強かった。

 ≪死球でめまいの高橋“無期限抹消”≫4試合連続安打をマークしながら1日の西武戦(帯広)でめまいを訴えて途中交代した日本ハムの高橋が“無期限抹消”となった。梨田監督は「死球の影響もあるだろう。本当ならばこのチーム状態なので“頑張れ”と言いたいところだが…。10日とか関係なく、期限を決めずにやる」。高橋は7月1日の西武戦(西武ドーム)で頭部死球を受け、その後は内耳振とうと診断され1週間入院。球宴後の同27日のオリックス戦(スカイマーク)から復帰していた。

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2010年8月3日のニュース