石井一が救世主だ!17日にも1軍復帰へ

[ 2010年8月3日 06:00 ]

 6月末に左足三角骨修復手術を受けた西武・石井一久投手(36)が、早ければ17日からのソフトバンク3連戦(西武ドーム)で1軍に復帰することになった。岸らが離脱するなど苦しい先発陣に、頼りになるベテラン左腕が帰ってくる。

 5月までに6勝を挙げた石井一が、チームの救世主となる。潮崎投手コーチは「そりゃあ早く帰って来てほしい。下(2軍)では2回くらい投げることになるんじゃないかな」と説明。4日のイースタン・ヤクルト戦(戸田)で6月10日以来約2カ月ぶりに実戦登板し、先発で1イニングを投げる予定。その後は中5日で再びイースタン・日本ハム戦(西武ドーム)で先発。患部と投げるスタミナに問題がなければ、17日にも1軍のマウンドに立つプランだ。

 石井一は6月1日の横浜戦(西武ドーム)で左足首を痛め、同24日に手術を受けた。7月7日からキャッチボールを再開し、すでに5度のブルペン投球を行うまでに調整のペースはアップ。力を入れたダッシュもこなした7月30日には、患部の状態について「順調です。(実戦は)ブルペンで投げてみて決めます」と語っていた。
 現在チームは首位ソフトバンクと2ゲーム差の2位。右肩痛の岸も離脱中で、涌井は7月31日の日本ハム戦(帯広)で自己ワーストタイの8失点を喫するなど、先発陣に疲れが出てきている。渡辺監督は「一久?もうすぐ投げるよ。普通に投げられればね」と早期復帰を待ち望んでいた。

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2010年8月3日のニュース