立正大2部降格 エース・南「みんなに申し訳ない」

[ 2010年6月8日 06:00 ]

<青学大・立正大>4回に打ち込まれ降板する立正大・南

 【東都大学野球入れ替え戦3回戦 立正大0―7青学大】5回途中5失点で降板した今秋のドラフト1位候補の立正大・南は「みんなに申し訳ない。もっとリズムをつくれたら…」と敗戦の責任を1人で背負い込んだ。

 前日も137球を投げており、疲労は明らかだった。昨秋はリーグ戦初優勝の勢いで明治神宮大会まで制し、日本一に輝いた。しかし、次のシーズンで2部降格するまさに天国から地獄。伊藤監督は「選手に慢心は一切なかった。これが東都の宿命です」と悔しそうに話した。
 課題は明白。昨秋は小石(現NTT東日本)と南の2本柱を擁したが、今季は5カード中、4カードで初戦を獲りながら勝ち点を一つも取れなかった。「小石の代わりの投手をつくれなかった。この屈辱は秋に晴らしたい」と指揮官は南に次ぐ投手を育成し、神宮に戻ってくることを誓った。

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2010年6月8日のニュース