少ない出番を生かす岩村 代打で4試合連続出塁

[ 2010年6月8日 08:40 ]

 パイレーツの岩村明憲内野手は7日、ピッツバーグで行われたカブス戦の5回に代打で出場し、四球だった。守備には就かず、打率は1割8分2厘。試合は1―6で敗れた。

 岩村は5回2死一、三塁で代打に立ち、四球を選んで得点機を広げた。後続が倒れて得点には絡めなかったが、ボールの見極めもよく、好調を維持している。

 「パイレーツは代打を言ってくるのが遅いから」と、いつもは早めに体を温めて直前の指示に備えている。しかし、この日はチームが先発投手を早めに下げたため、出番がまわってきたのが試合中盤の5回だった。「きょうは早い回で準備していなかった」と話したが、これで代打で4試合連続出塁。1日1打席と少ないチャンスを、必死に充実させたものにしている。(共同)

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2010年6月8日のニュース