大学ナンバーワン左腕 新スタイルで12K完封

[ 2010年6月8日 14:57 ]

新しい投球スタイルで2安打完封勝利を収めた仏教大の大野

 【全日本大学選手権 仏教大2―0東北福祉大】「絶対アピールしたろうと思いました」。ギラギラとした野心を持って臨んだ試合で、仏教大の大野(4年)が2安打12奪三振完封。大学ナンバーワン左腕の実力を見せつけた。

 昨秋の神宮大会では、直球一本やりで4強まで進出。今春のリーグ戦でも直球を中心にねじ伏せたが、この日は一変し、変化球も交えた投球で東北福祉大打線を翻弄した。「(全国大会では)普段やらないこともやらないと勝てない。大野雄大を全部出すという気持ちで投げました」。結果も伴った新しい投球スタイルに、手応えを感じたようだった。

 夢はプロ野球選手。昨年からドラフト1位級として評価されてきたが、本人も「(上位で指名される)自信はあります。1番良い順位で指名されるのが、野球選手にとっていいことだと思う」とキッパリ宣言した。

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2010年6月8日のニュース