巻き返し支えた松井秀 首位にも淡々「感想まだない」

[ 2010年6月8日 16:27 ]

松井秀メジャー150号お預けも…エンゼルス首位!

 【エンゼルス4―2アスレチックス】連勝を今季初の6に伸ばしたエンゼルスが60試合目にしてア・リーグ西地区で初めて単独首位に立った。5月には借金が6まで膨らんだが、地区4連覇を狙うチームらしく陣容を整えてきた。

 6月に入り、巻き返しを力強く支えてきた松井秀の安打は、6回に左前に鋭く打ち返した1本。得点こそ絡まなかったが、外角の「難しいところでしたけどうまく打てた」と感触はいい。

 ただ首位に浮上した感想は「まだないですよ」。ソーシア監督も投打がかみ合っている現状を評価しながらも「順位は問題ではない。われわれは、まだまだやれる」とずっと先を見据えている。

 松井秀は常に気持ちの切り替えを重視する。心掛けるのは「自分のやるべきことをおろそかにしないようにするだけ」。シャワーを浴び、私服に着替えた表情は淡々としていた。

 監督がチームの姿勢として口にした「日々、挑戦」という言葉が松井秀にはピタリとはまる。(共同)

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2010年6月8日のニュース