スカウト絶賛!東海大望洋・真下、日大三を完封

[ 2009年5月18日 06:00 ]

日大三を完封した真下貴之

 第61回春季高校野球関東大会は17日、上毛新聞敷島など3球場で2回戦6試合が行われた。東海大望洋(千葉2位)は今秋ドラフト候補の真下(まっか)貴之投手(3年)が日大三(東京1位)を完封し初の8強入り。また、帝京(東京2位)も作新学院(栃木1位)を下し、横浜(神奈川1位)、常総学院(茨城1位)などとともに8強に進出した。

05年10月3日 初の高校生ドラフト大混乱

72年11月21日 「テレビに映らないパ・リーグはイヤ」

90年11月24日 8球団指名も当たりは一番嫌いなロッテ

 【東海大望洋4―0日大三】真下が日大三を4安打完封。4点リードの9回に無死二、三塁とされたが、後続を三ゴロ、三邪飛に抑え、最後は代打・岡本を直球で空振り三振。最速140キロの直球にスライダー、落差のあるカーブで凡打の山を築いた1メートル87の大型左腕は「相手は東京1位。自信になった」と汗をぬぐった。国内12球団とマリナーズのケリー極東担当が視察。巨人の山下スカウト部長は「千葉だし石井一(西武)を思い出させる。1位に上がってくるね」と評価した。

 ◆真下 貴之(まっか・たかゆき)1991年(平3)4月19日、北海道生まれの18歳。千葉・南子安小5年から野球を始める。君津中では君津シニアで投手と一塁手。東海大望洋では1年秋からベンチ入りし昨秋から背番号1。家族は両親と姉。1メートル87、76キロ。左投げ左打ち。

続きを表示

2009年5月18日のニュース