無念の大矢監督「こういう判断をされれば従うしかない」

[ 2009年5月18日 16:06 ]

成績不振のため途中休養を発表し、記者会見で厳しい表情を見せる横浜・大矢監督

 【大矢監督に聞く】

 事実上の解任となった大矢監督は、自宅に報道陣が集まるのを避けるために横浜スタジアム内で取材に応じ、感情を押し殺すようにして語った。

 ――率直な気持ちは。
 「プロの世界だから、こういう判断をされれば従うだけ。選手は頑張っているのに、マイナス(借金)が10を超えた。交流戦でもう一度やり直したい、という気持ちはあったが…」
 ――戦力不足だったか。
 「今年は若い人を一人前にするのも目標だった。投手陣は、昨年とは雲泥の差の頑張り。戦力が整っているのに負けが込んでいるのが、こういうことになった原因」
 ――選手には。
 「あらためて、というのは遠慮する。ただ、17日の夜に『このチームは最低限Aクラスにいける。絶対頑張ってほしい』という話をした」
 ――今後について。
 「全く考えていない。復帰はないと思う」

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2009年5月18日のニュース