憲伸5回3失点、修正能力披露も5敗目

[ 2009年5月18日 06:00 ]

 【ブレーブス0―12ダイヤモンドバックス】ブレーブス・川上がダイヤモンドバックス戦に先発し5回3失点。序盤の乱調が響いて5敗目を喫したが、修正能力の高さを発揮した。「体が突っ込んでいて投げ急いでいた」と3回まで4長打を含む5安打を浴びたが、4回以降は一連の流れで投げていたフォームを、左足を上げて一呼吸を置く投げ方に改良。腕が横振りになる悪癖も改善され、4、5回は3者凡退に封じた。

 試合中にフォームを直せる器用さは「日本でも捕手にフォームが毎回違うと言われていた」と自身の持ち味の1つ。味方打線が沈黙していたため代打で交代したが、大敗を嘆いたコックス監督も川上には「よく立て直した」と感心した。次回は中4日で21日ロッキーズ戦。現在2勝で黒星が先行している右腕は「ここで切り替えて頑張ります」と巻き返しを誓った。

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2009年5月18日のニュース