【二所ノ関親方 視点】安青錦 「研究されても勝つ」上を目指すには克服必至

[ 2026年3月14日 05:30 ]

大相撲春場所6日目 ( 2026年3月13日    エディオンアリーナ大阪 )

王鵬に敗れた安青錦(撮影・平嶋 理子)
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 安青錦は先場所と同じような相撲を王鵬に取られてしまった。しがみつくように頭をつけるスタイルだから、抱え込みを狙う相手の術中にはまりやすくなります。しかも、差した形があまりにも良すぎて、王鵬にがっちり両腕をきめられてしまった。チャンスが一転ピンチになった。そんなイメージでした。

 安青錦はもっと密着して腰を割っていっても良かったと思いますが、きめられるのを嫌がって腰が引けてしまった。王鵬にはそこをつけ込まれて、どんどんあおられ何もできないまま土俵を割った。腰をぶつけて肩の力を抜く形にしないといけなかったが、その形にはなれませんでした。

 6日目で3敗目。重圧の中での戦いとはいえ今場所はいつも以上に力任せに抱え込んだり、押し上げてくる相手の餌食になったりしているのが気がかりです。対策を研究してくる相手のさらに上をいくために何をすべきか。横綱を目指す上で克服しないといけないテーマです。(元横綱・稀勢の里)

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