【デュアルモーグル】杉本幸祐が斬る 堀島 “熟練度”で上のキングズベリーにフルアタックで善戦

[ 2026年2月16日 03:00 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪第10日    男子デュアルモーグル ( 2026年2月15日    リビーニョ・エアリアル・モーグルパーク )

決勝、レースを終え悔しげな堀島行真(撮影・小海途 良幹)
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 デュアルモーグルは滑るコースを自分で選ぶことができないので、コブの感覚や雪面状況などを見極める必要があります。勝ち上がる度に次のレースへ準備する時間が短く、戦略的な思考の速さや心の準備が問われるところ。コースの特徴をつかんで細かいところにアジャストする“熟練度”ではキングズベリー選手に軍配が上がる結果となりました。特に決勝では、多くの選手が滑るためコース中盤で雪面が固くなっていた可能性もあります。

 堀島選手の強みは、相手より先に前に出てプレッシャーを与えてミスを誘うという「先行逃げ切り」の戦略です。決勝はキングズベリー選手が相手ということで100%のフルアタックを仕掛け善戦しました。2回戦では、シードで初戦ということもありエンジンが掛かりにくかったのかもしれないです。危機一髪でした。

 銅メダルと銀メダルを獲得した堀島選手。技術は間違いなく世界のトップにいるので、あとは4年に一度の祭典でさまざまな想いがある中でどう消化して挑むか。日本のモーグルは、メダルを多数獲れるスキーの花形種目に近づいているのではと思います。
(22年北京五輪代表、デイリーはやしや所属現役スキーヤー)

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