【スピードスケート解説】黒岩敏幸氏 世界のレベルが上がった印象 日本は後半を強化しないと厳しい

[ 2026年2月15日 19:47 ]

スピードスケート男子500メートルに出場した新濱立也(AP)
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 スピードスケートの男子500メートルが14日(日本時間15日)に行われ、新濱立也(高崎健康福祉大職)が日本人選手では最上位となる6位入賞を果たした。また、スピードスケートの女子団体追い抜きがに行われ、2大会ぶりの金メダル奪還を目指す日本は準々決勝に登場。2位で準決勝に駒を進めた。1992年アルベールビル五輪男子500メートルで銀メダルを獲得したスポニチ本紙評論家・黒岩敏幸氏が解説した。

 【解説】期待の高かった男子500メートルの日本勢はメダル争いに絡めなかった。新濱は第2カーブの出口では同走の選手に遅れたものの、最後のストレートで意地を見せた。今季一番の滑りだった。ただケガする前に比べると、伸びがなかった。

 森重はカーブの滑りがうまい選手だが、全体的に姿勢が高く、氷にうまく力が伝わっていなかった。1月に転倒して左膝を痛めた影響があったと思う。

 優勝したストルツは従来の五輪記録34秒32を大幅に更新する33秒77で、世界のレベルがグンと上がった印象だ。以前の日本勢は最初の100メートルが速く、先行逃げ切りで勝負できたが、体が大きくて後半に強い海外勢もスタートが速くなり、日本勢の優位性がなくなっている。力の差は開いており、日本も後半を強化しないと、勝負していくのは厳しい。

 女子団体追い抜きの日本はスタートは良かったが、終盤で失速した。最後方の堀川が少し遅れて、高木や佐藤の足の動きも合わなくなった。準決勝で対戦するオランダは後半に強い。前半型の日本だが、後半の滑りを修正して、粘り強く戦ってほしい。(92年アルベールビル五輪男子500メートル銀メダリスト)

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