【スノボ】平野歩夢「1%でもあれば、滑りたい気持ちだった」骨折から奇跡的回復力で11日の予選へ

[ 2026年2月10日 22:06 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪第5日 ( 2026年2月10日    リビーニョ・スノーパークなど )

平野歩夢(AP)
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 スノーボード男子ハーフパイプの平野歩夢(27=TOKIOインカラミ)が10日、本番会場のリビーニョ・スノーパークで3日連続の公式練習に臨んだ。1月17日のW杯第5戦で転倒し、複数箇所の骨折などと診断を受けた後、公の場で初めて取材にも対応。「(転倒の瞬間は)終わったとは思った。帰国してすぐ検査して、2箇所の骨折と、膝もいまだに感覚がないような感じ」と自らの口で状況を説明した。

 骨折箇所は腸骨(骨盤の最上部に位置する扇状の大きな骨)で、右膝は当初、2倍近くに腫れ上がったという。4大会連続出場、そして2連覇は絶望的だったが、「戻れる可能性はゼロじゃなかった。1%でもあれば、この場に足を運び、滑りたい気持ちだった」。過去3度の五輪でさまざま偉業を成し遂げ、人々に感動を与えてきた平野歩らしく、不屈の魂でカムバックを果たした。

 雪上練習再開はイタリア入り後で、この日が4日目。「(滑りの手応えは)全然ない。調子も上がりきれず、パイプも自分の不得意な感じ」と悲壮感を口にしたが、奇跡的な回復で4大会連続の五輪予選を11日(日本時間12日)に迎える。目標は「やり切った、という気持ちで終えること」。奇跡は起きずとも、再びその滑りで、人々を引きつける。 

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