【玉ノ井親方 視点】どちらが横綱か…豊昇龍「必勝の形」を見つけないと

[ 2026年1月24日 05:21 ]

大相撲初場所13日目 ( 2026年1月23日    両国国技館 )

<大相撲初場所13日目>豊昇龍(左)を攻める安青錦(撮影・西海健太郎)
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 どちらが横綱か分からない一番だった。豊昇龍は、もろ差しになって安青錦の上体を起こそうとしたが、下から攻められ防戦一方になった。相手を起こすどころか、逆に大関に右はずで起こされ、押し返そうとしたところを左から投げられ横転した。

 これで安青錦戦は九州場所の優勝決定戦を含め5連敗。横綱が下の者に毎回なすすべなく敗れているようでは看板が泣く。厳しい言い方をすれば、豊昇龍には、これまでの横綱が持っていた“この形になれば絶対に負けない”という必勝の形がないということだ。何とか打開策を見つけ出さないと、今のままでは同じことの繰り返しになるだけだ。

 一方の安青錦は優勝に向かって一歩前進した。ただ、問題は大の里戦だ。勝てば賜杯に大きく近づくが、横綱にも力強さが出てきた。負ければ、どうなるか全く分からなくなる。(元大関・栃東)

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