【玉ノ井親方 視点】全勝の阿炎止めた 円熟の朝乃山 増す存在感

[ 2026年1月18日 04:55 ]

大相撲初場所7日目 ( 2026年1月17日    両国国技館 )

<初場所7日目>阿炎(左)を引き落としで破る朝乃山(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 元大関の朝乃山が、全勝の阿炎に土をつけ2敗を守った。立ち合いの当たりは五分だったが、突っ張ってくる相手に下からあてがいながら圧力をかけ、土俵際で引き落とした。9場所ぶりの幕内復帰。上でどの程度やれるか注目していたが、十分持てる力を出し切っている。得意の右四つになって、左上手を取れなくても、右から投げを打って勝負の流れをつかむことができている。

 31歳とベテランの域には入っているが、体は以前より大きくなったように見えるほどだ。そう感じさせること自体、体調が良い証拠だろう。手術した左膝の状態も、自分から前に出る相撲を取っていれば、負担は少ない。逆に大事に守って取ろうとしたり、安易に引いたりすると危ない。どん底からはい上がってきたことを観客は知っているから、館内の声援も大関、横綱に負けないくらい大きい。存在感は日に日に増している。(元大関・栃東)

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2026年1月18日のニュース