【相撲】安青錦 豊昇龍3連破で首位並んだ!初顔から同一横綱撃ち 関脇以下では38年ぶり

[ 2025年11月23日 05:00 ]

大相撲九州場所14日目 ( 2025年11月22日    福岡国際センター )

<大相撲九州場所14日目>豊昇龍(左)を押し出す安青錦(撮影・成瀬 徹)
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 新関脇・安青錦が横綱・豊昇龍を押し出し、3敗を守った。関脇以下が同じ横綱に初対戦から3タテを食らわすのは38年ぶり。前の一番では横綱・大の里が大関・琴桜に敗れたため、2敗で並走していた両横綱が後退し3人が3敗で並んで千秋楽を迎えることになった。安青錦は大関・琴桜と、結びで大の里と豊昇龍が対戦。安青錦が勝った場合は結びの勝者との優勝決定戦にもつれ、敗れた場合は横綱対決を制した方が優勝となる。

 安青錦が豊昇龍を押し出して勝ち星を11勝に乗せた。トレードマークの前傾姿勢、そしてもろ手で当たると横綱がたまらず引いた。それについていくように左まわしも引いて出た。11勝は新入幕から5場所連続。結び前の一番で大の里が敗れて迎え、両横綱と自身の3人が千秋楽を前に3敗で並ぶ混戦も演出し「自分らしく下から当たって前へ攻められた。流れで出て行くしかないと思った」と汗を拭った。

 前日、大の里から喫した完敗も引きずらなかった。やることは一つ。低く鋭く当たるだけだった。関脇以下が、同じ横綱に初対戦から3連勝するのは、1987年の夏場所で益荒雄が双羽黒から挙げて以来38年ぶり。土俵下で勝負審判を務めた、師匠の安治川親方(元関脇・安美錦)は「自分の立ち合いを信じたのが良かった。変えない勇気。変わらない勇気。いいものを見せてもらった」と感慨に浸った。

 取組後、高田川審判部長(元関脇・安芸乃島)はきょう千秋楽の正午から大関昇進に関する会議を開くことを明かした。初土俵から所要14場所での初優勝となれば、年6場所制となった1958年以降初土俵で2位(付け出しを除く)。スピード記録と大きな地位が視界に入っても、21歳の若武者は「あまり気にしていない。悔いがないようにやり切りたい」と動じない。運命の千秋楽も、己が信じた道を進むのみだ。

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