初優勝の21歳・安青錦 しこ名の「青」はウクライナ国旗から…戦禍逃れ2022年に来日

[ 2025年11月23日 18:14 ]

<大相撲九州場所千秋楽>優勝パレードに出発する安青錦(左は義ノ富士) (撮影・成瀬 徹) 
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 大相撲九州場所は23日、福岡国際センターで千秋楽の取組が行われ、新関脇の安青錦(21=安治川部屋)が横綱・豊昇龍(26=立浪部屋)との優勝決定戦を制して初優勝を決めた。ウクライナ出身力士では初の賜杯。初土俵から14場所での初Vは、年6場所制では24年春場所の尊富士の10場所に次ぐ2番目(付け出しを除く)のスピード記録となった。審判部が昇進を諮る臨時理事会の招集を八角理事長に要請、受諾されたことで安青錦の大関昇進が確実になった。

【安青錦 新大(あおにしき・あらた)】

 ☆本名・ヤブググシン・ダニーロ。

 ☆生年月日 2004年(平16)3月23日生まれ、ウクライナ・ヴィンニツァ出身の21歳。

 ☆サイズ 1メートル82、140キロ。

 ☆スポーツ歴 8歳からレスリング。相撲も7歳から始め、2019年世界ジュニア中量級で3位。

 ☆来日 母国がロシアの侵攻を受け、2022年4月に関西大相撲部1年の山中新大さんを頼って来日。

 ☆初土俵 報徳学園の福田監督から安冶川親方(元関脇・安美錦)を紹介され、22年12月に入門。研修期間を経て23年秋場所で初土俵。

 ☆しこ名 師匠の「安」と「錦」、「青」はウクライナ国旗から。「新大」は山中さんから。

 ☆スピード出世 今年春場所で新入幕。所要9場所は歴代1位タイ(付け出し除く)のスピード記録。

 ☆初金星 今場所3日目、豊昇龍を撃破。年6場所制では最速の12場所目で獲得。

 ☆連続2桁勝利 新入幕から5場所連続は歴代最長。

 ☆家族 ドイツのデュッセルドルフでクリーニング店を経営する父・セルゲイさん、母・スベトラーザさんと兄。

 ☆得意 押し、右四つ、寄り。

 ☆趣味 銭湯巡り サウナ。

 ☆好きな漫画 はじめの一歩。

 ☆語学力 日本語、ロシア語に加え、英語を少し話す。日本語の習得は周囲も関心するほど上手。

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